Interview

2020.08.24

「自分」も、「仲間」も、「サービス」も、より価値を高めていく。静かに燃えるベテランエンジニアの挑戦【My スリーシェイク】

こんにちは。スリーシェイクです!

創業6年目を迎え、スリーシェイクの成長を担うエンジニアの人数も増えています。今年1月には、エンジニア歴20年超の寺岡良矩(てらおか・よしのり)が入社しました!
ジョインから約8か月。転職の経緯、現在の業務、そして事業部の垣根を越えたエンジニアの交流など、幅広く話を聞きました。
大人しい人柄の奥に潜む、寺岡の熱い想いが伝わるインタビューになっています。ぜひご覧ください!

新しい環境で自分の力を試したい!

――寺岡さんの前職は医療系のITベンチャーだったんですよね。前職ではどのようなお仕事をしていたんですか?

前職では、インフラ周りを幅広く扱っていました。アプリケーション開発以外は何でもやっていましたね。あとはオフィス内のネットワークの運用とか。私が入社した当時、エンジニアは10人程度でしたが、退職時には60~70人くらいに増えていました。

――まさに成長していく過程を経験されたのですね。転職しようと思ったのはなぜですか?

その会社での勤続期間が13年と長くなってきたので、そろそろ他のところでチャレンジしようかなと。長くいるからこそ、知っていることって出て来るじゃないですか。そういうことを抜きに、純粋に自分の力はどれくらいなのか、試してみたいというのもありましたね。

――そのチャレンジャー精神、かっこいいです!スリーシェイクを選ばれたのはなぜですか?

選んだというか…いいなと思ったことでいいですか?まず、他社の様々なサービスを手伝う経験ができること。前職までは自社サービスの運用しかやったことなかったので。それから、SRE専業みたいな感じで、運用で深夜に対応することはなさそうだったので、その辺に惹かれて。

――経験する仕事の幅や働き方も大事ですよね。折角なので、他にも理由があれば伺えますか?

他に、ですか(苦笑)。スリーシェイクが掲げるビジョンの下で、社会のためになるようなものに携われるかなという期待もありました。

――ありがとうございます。ちなみに、スリーシェイクは20代・30代の社員が多いですが、ベテランエンジニアの寺岡さんが入社して気になることはありますか?

年の差を感じることは殆どないですね。技術力の方が重要なので年齢は気にせず、皆仲良くコミュニケーション取れていますよ。

「障害対応」が面白い!積み重ねてクライアントの信頼を得る

――寺岡さんは、Sreake(スリーク)事業を担当しているんですよね。

はい。Sreakeのサービスをクライアントに提供するに当たって、環境構築のお手伝いや改善の提案を行い、回転させています。現在は大きな規模の企業1社を担当しています。

――クライアント先に常駐することもありますか?

常駐はないですね。実際にクライアントのオフィスに行って作業することもありますが、基本的にはリモートで自宅やスリーシェイクのオフィスから対応しています。私自身、同じ場所にずっといるよりも色々なことに携わりたいので、常駐がないのは助かっています。

――チーム体制や役割分担はどうなっていますか?

複数のサービスを提供しているクライアントなので、サービスごとに3つのチームに分かれて、それぞれメンバー(Sreake事業部のエンジニア)が割り当てられています。そのうちの1つが、私とマネージャー、それからクライアントのメンバーで組んでいるチームです。私はコンテナを使ったサービス提供を担当していて、ログまわりの改善、モニタリング、監視まわりの改善などを日々行っています。

――現在の仕事で、やりがいや面白さを感じていることはありますか?

障害が起きて、その原因を突き止めた時に、達成感がありますね。

――障害ですか…。ちょっと掘り下げにくい話題ですね(苦笑)。

当たり障りない程度に(苦笑)。改善点は大なり小なり色々生じます。こちらで対応する場合もありますし、クライアント側で対応することもあります。解決した後で原因を詳しく調べる時に、私が入ることもありますね。

――障害が起きた時は、焦ることはないですか?

逆にちょっと燃えるかも(笑)。サービスへの影響度にもよりますけど、そんなに大きな影響がなければ。これまでの経験を踏まえて、障害の原因はある程度見通せることが多いですし。長年蓄積してきた経験を引き出しながら、随時対応しています。

――それは頼もしいですね。クライアントとは日常的にコミュニケーションしてますか?

先方と一緒のチームに入って、互いにカジュアルに話をしながら進めています。会議のような堅苦しい感じでは全然ないです。最初はどうやって入っていけばいいのかわからなかったんですけど、障害対応や普段のコミットを通じて、先方のチームに認めてもらえたかなと思います。

事業部の垣根を越えて、エンジニア全体のスキル向上へ

――普段どんな雰囲気の中で仕事をしていますか?

黙々と集中していますね。事業部ごとに日次でミーティングしていますし、何か聞きたいことがあれば気軽に話しかけられるような雰囲気はあります。直接でも、チャット(Slack)でも。ただ、もっと賑やかになってもいいかなと思っています。

――え!ちょっと意外です。寺岡さんは大人しそうな印象ですが、活発な会話があった方がいいんですか?

そうですね、盛り上げていけたらいいなと。私あんまりそういうタイプではないんですけどね(笑)。今もある程度コミュニケーション取れていますが、もっと活発になっていけばいいなと思っています。

――ぜひ、盛り上げていってください!業務以外で、エンジニア同士の交流はありますか?

Sreake事業部のメンバーでよくランチに行きます。それから…そうそう、先月、新しい取組みをしました!「普段は忙しくてできないことをやろう」という話になって、週末にテーマを決めて調査・発表することになったんです。ある週の土日に時間を取って、新型コロナウィルスの影響で全員がオフィスに集まるというわけではありませんが、場所を問わずに。勤務外ですし自由参加でしたが、Sreake以外の事業部も含め、結構な人数が参加しました。リモート参加の人もいましたよ。

――皆さん熱心なんですね。どういうテーマにしたんですか。

今回は、Kubernetesをテーマに決めて、それに関わる何かを調べることにしました。他の人と内容が被らないように調整した上で、各々調べるかたちで。土日の二日間で調査から発表までやりました。普段の仕事では関わりが少ない人とも交流できて良かったです。調べた結果を発表する二日目は特に盛り上がりましたよ。「なるほど!」とか、「そんなのあるんだ!」とか。

――事業部の垣根を越えて、皆で成長していこうとしているんですね。

エンジニア全体でスキルを伸ばしていけたらいいなと思います。いま話した取組とは別に、勤務時間内でも新しいことをやってみたんですよ。日頃の業務で培った技術や知識の発表会的なものなんですけど。これも、事業部の垣根なく、興味があれば誰でも参加できる形にしました。実はこの取組は私が提案したんですが、なかなか好評で嬉しかったです。どちらの取組も、今後も続けていきたいねと話しています。

クライアントのため、Sreake事業の成長のために。より価値あるサービスを創っていく

――最後に、スリーシェイクの成長に向けた、寺岡さんの展望を教えてください。

Sreake事業を担当しているので、そこを伸ばしていきたいですね。私は直接営業をしていないですけど、自分が担当する案件のサービスをしっかり創り上げることで、次の案件獲得に貢献したい。効率良く対応しないと顧客数を増やせないので、上手く工夫していきたいと思っています。

――クライアントごとにニーズや状況が異なる中で、効率を上げるのは大変ですよね…。

そうですね。今は試行錯誤の段階で、あるプロジェクトはこうやって、別のプロジェクトでは違うことをやって、という感じになっています。将来的に、「これを入れておけば何とかなる」というパターンを作って、それを横に展開していければと思っています。案件を重ねる中で見つかっていくものなので、まだその途上ですね。エンジニアとして、より良いものを提供して、それがお客様のためになって。その成果を次につなげていきたいです。

――寺岡さん、ありがとうございました!

written by 三谷 恵里佳 https://tokyo-merrydsn.com/

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